リミットブレイクを使いたいんじゃ(ウロボロス支援型)

 Dロイス:申し子によって取得できるエフェクトである《リミットブレイク》。前回は比較的使いやすさを考えた攻撃役のキャラを作成してみましたが、今回は打って変わって支援をするキャラを考案してみようと思います。

前回作ったキャラはこちら

liarmagical.com

 

 はっきりいって《リミットブレイク》を使って支援をする場合、組み合わせるエフェクトの選択肢はそこまで多くありません。

 具体的に挙げるとソラリスの《狂戦士》か、オルクスの《天使の階梯》になると思います。どちらも対象の判定のクリティカル値を-1(下限6)して、さらにおまけで判定の補助を追加するエフェクトです。クリティカルをしやすくする、RC技能のエフェクトを組み合わせるなら《狂戦士》、無難に達成値を伸ばす、交渉技能のエフェクトを組み合わせるなら《天使の階梯》を選ぶことになるでしょう。どちらにせよクライマックスはともかく、ミドルから使えれば強力なバフとして機能するはずです。

 

 ここで問題になるのは組み合わせるエフェクト。ソラリスもオルクスも《狂戦士》や《天使の階梯》に組み合わせて劇的に強力になるエフェクトは正直ありません。幸い《多重生成》や《要の陣形》といった対象を増やすエフェクトはそれぞれ存在し、《狂戦士》《天使の階梯》は単品で使っても十分強力と言える性能をしています。

 それならば《リミットブレイク》《狂戦士or天使の階梯》《要の陣形orタブレット、多重生成》、ここまでを確定枠として、残りの経験点は自由にカスタムする方向で調整すればよい感じになるはず。しかし支援でメジャーアクションは消費するので空いているタイミングはセットアップくらいです。

 

 もう一つの問題として、ソラリスもオルクスも行動値が遅いです。ソラリスは《アクセル》がありますが係数が微妙、オルクスはアンチェインアームズで《加速する領域》が追加されましたが80%制限なうえに範囲に影響するため結局味方より早く行動できなくなるでしょう。

 

 つまりピュアソラリス、ピュアオルクスでは上手く構成を整えるのは難しそうです。そういう時、みなさんならどうしますか?

 

 

 私はウロボロスに頼ります。

 

ウロボロス

能力値2241

Dロイス:申し子

エフェクト

《原初の黄:クロックフィールド》Lv2

《原初の黄:ファンアウト》Lv2

《原初の虹:スピードフォース》Lv2

《リミットブレイク》Lv1

《原初の赤:要の陣形》Lv2

《原初の白:狂戦士》Lv5

《果て無き円環》Lv1

 

 

 ということでピュアウロボロスの支援型です。ほとんど原初で埋まると中々の光景ですね。

 セットアップがフリーなので《原初の黄》から優秀そうなエフェクトを引っ張ってきました。なるべく多くの味方に影響させたいので素で範囲を対象に取れる《クロックフィールド》と《ファンアウト》で足回りを強化してみました。初動から味方が散らばるのは、エネミーの攻撃方法にもよりますが、生存能力にも影響するので、《ファンアウト》は攻防に便利なエフェクトです。二つ取得するためにピュア制限の《果て無き円環》を取得しています。経験点が15点もったいない気もしますが費用対効果は及第点だと思っています。

 もう一つの問題であった行動値は《原初の虹:スピードフォース》で解決。最初のイニシアチブプロセスで動ければ、概ね取りこぼすことなく《狂戦士》をばら撒けるだろうというコンセプトです。《狂戦士》自体もピュアの特性を活かすべく最大レベルで取得しているので、支援量は十分と考えます。

 

 

 前述のとおり《リミットブレイク》《狂戦士or天使の階梯》《要の陣形》以外は自由枠なので、他の部分は好きにカスタムしてもらって大丈夫です。

 例えばセットアップの支援を外してシンプルに行動値を上げる《加速装置》や《先陣の火》にするのもいいでしょう。メジャーアクションの支援を増やしたいなら《解放の雷》や《アドヴァイスorエンジェルヴォイス》《紫電の刃》あたりでしょうか。

 オートアクションでできることも色々あるはずです。無難なところでは《妖精の手》や《時の棺》でしょうが、ピュアを活かしてカバーリングと《レネゲイドイーター》というのもありだと思います(カバーリングをするときは《ファンアウト》の採用は検討し直しましょう)。

 なんにせよウロボロスなので拡張性は非常に高いです。やりすぎて侵蝕値が嵩んで《リミットブレイク》が意味なくなった、ということがないように気をつけましょう。